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□ 投稿レポート 会員皆さまの作品投稿(制作コメント付き)をお待ちしておりますので、事務局にお問合せください。 |
青山スケッチ日記 [紅梅] |
1月22日(日)寒の入り、日本海側は大雪。所沢は今日も終日暖かでした。ささいなことで幸せと思う。もしも浄土界があるとすれば多分こんな心境が持続できる境地でないだろうか。 昼どきに多福寺の紅梅が咲き始めただろうと来れば案の定、ぽとぽとと咲き始めていた。十年来続いていることだが、この出会いはいつも新鮮だ。二枚描き終え、雑木林のこずえに想いを寄せて帰った。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [雑木林] |
1月11日(水)酉年正月しばらく暖かな風もなく穏やかな日が続きました。近くの、いつも眺めている雑木林を焦らないで生真面目に写生すると、いつもより厚みのある絵になりました。喧噪なこの世の中、何事も落ち着いて、ゆとりを持つことも肝心でしょうか。明日死すとも知れないが、急ぐことはないでしょう。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [武蔵野冬景色] |
1月6日(金)所沢近郊は武蔵野の面影がいまだに色濃く残る風景が点在しています。元禄時代に入植して続く農家の屋敷林は欅の大木と杉や檜、樫の木とか桧葉の針葉樹に囲まれています。冬景色は格別に好きな写生ポイントです。 寒の入りで冷え込むけれど、風を避ければ日当たりは暖かい。一枚描いて、趣向を変えてまた描いて日が落ちて終わりです。目的をもって解決するのが生きることと昨日の法話で聞いたが、私は描いて何か探しものをしている心境です。目的がまだ見つかりません。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [狭山・多宝塔] |
11月22日(火)東京都の水がめ、所沢狭山湖畔の狭山山不動堂にある多宝塔をみんなで写生。建築物は初めての挑戦、形を掴むのに悪戦苦闘でした。解散後、一人居残って、西日を受けた、錦絵の色合いの紅葉と緑葉樹に囲まれた多宝塔を2枚描いて帰った。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [桂川・猿橋] |
11月12日(土)中央本線猿橋駅から15分ほど紅葉の桂川沿いを歩いていくと、日本三奇橋の猿橋でした。岩石の切り立つ両岸にかかる橋はサルが3匹せり出す姿を想像させます。観光の女性が興奮気味に「なぜサル橋なの?」と聞くから、見てみなさいと講釈道理を話せば、おおいに納得の顔でした。覗き込むような深い渓谷を見て、僕も少々、女性に劣らず意気込んで渓谷を3枚描きました。振り向くと桂川が山すそを蛇行して流れる景にまた魅了して1枚描きました。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [多福寺] |
10月24日(月)今日も風もなく穏やかな初秋日和。所沢の我が家から20分ほど離れた、広大な武蔵野の雑木林に囲まれた多福寺へ写生に向かった。ぼんやりして身の定まらないときはここへ来て、ただ写生する。今日の境内は木漏れ日が美しかった。初雪もえもいわれないほどの美しさです。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [御岳渓谷] |
10月20日(木)御岳渓谷へ向かった。今年は雨の多い夏だった。初秋の好天に誘われて写生。杉の山々の色がまぶしく、飛沫の白色、渓の激流の音、久しぶりに見る光景とは言え、眼前にして新鮮な爽快感を満喫した。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [飯能吾妻峡] |
所沢近郊は二百十日の台風も先ずは平静に終わった昨日(9月9日)、またいつもの河原へ。.来週、10人ほどの写生に行きますのでその下見に行ってきました。黄葉が始まり、曼珠沙華が咲き、水面にも涼風が渡り、秋忍び寄るの風情いっぱいでした。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [飯能吾妻峡] |
8月25日(木)飯能吾妻峡へ暑さしのぎにまた、写生。台風の後、かなりの増水でした。僕は一度写生したところへ 二度三度行くことは苦になりません。僕がいつも同じではない、風景もいつも同じ顔を見せないから新鮮です。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [飯能吾妻峡] |
8月15日(月)敗戦の日、暑さしのぎに写生に出た。所沢から西武電車で30分ほどの近郊、飯能の吾妻峡です。水浴びの若者たちが三々五々いたが緑陰は静かで涼しかったです。この辺り、この静寂は戦争時も今も変わらないだろうか、幼少の頃を思い返す。(寄稿者 青山 穆) |
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青山スケッチ日記 [秩父小鹿野] |
8月1日(月)、天候不順でしたが奥秩父小鹿野の山を写生に出かけました。車で2時間半、10時に両神着。両神荘に宿をとって日本の滝百選丸神の滝に向かいました。猛暑の山登りはあきらめて、途中、木陰を見つけて眼前の山を3枚写生して寄宿。山中に入ると話しかける人なく、山の懐に独り、時の経過も自分すらも忘却の境地、何に例えようもない心境です。甲斐性なしに至福のひとときです。 翌朝、4時起きすると猛烈な土砂降りの雨。早朝の涼しいうちに滝へ行くつもりだった。これでは温泉につかって、7時の朝食まで一寝入りでした。10時ごろ青空が覗きました。豪雨の爪痕の山道は足元をとられ、難儀でした。落差80メートルの3段滝を堪能して、谷川で写生2枚。空腹に耐えかねて今日はこれで終わりとしました。(寄稿者 青山 穆) |
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